2004年9月7日:ああ、1年

 浅間山の噴火、紀伊半島の地震、次々にやってくる台風、ロシアの悲惨な事件・・・何だか世界中がバタバタしてますね。

 さて、腸閉塞で発作起こしたのが去年の9月8日。明日で満1年になります。まあ、こういう事柄に「満」もクソもないんですけどねえ(汗)

 自営業については前回書いたとおり、(まあ、自分のバイタリティ不足もあるんですが、気力面でもまだちょっと充実しきらない)
とりあえずおいといて、人材会社への登録という方法での再就職活動を始めました。

 昨日は予行演習、久しぶりにスーツ着て、渋谷往復。まあ、これは問題なかったんですが、昼飯にオムライスを食べたんですけど、微妙に量が多かったみたいで、夕方、具合悪くなりました。したがって晩飯は我慢。こういう試行錯誤をしていくしかないんですね。

 で、今日は本番。西新宿にある人材会社でコーディネーターの方と面接してきました。一般的に報道されている失業率ってのは押しなべての数値で、最近また悪化したような報道がされてますが、実際に人材会社に行ってみると、僕の41歳という年齢でも結構求人があるようです。まあ、健康状態とか、色々の制約はありますけど、ボクの過去の転職は基本的に自分の人脈の中だけでやってきたこともあって、ある意味自分で培ったコネがあった転職が大部分です。求人雑誌の情報に応募したら、面接担当の営業部長の出身高校がボクと同じ私立高校だったっていうラッキーなパターンもありました。

 日本はまだまだ、転職に関しての考え方は諸外国と比べると遅れてる部分が多いと思ってます。転職を複数回経験した人であれば、このあたりのこともある程度理解できると思いますが、経験の無い方にとっては、不安要素いっぱいですね。あと、日本の場合、個人の与信という面において、転職回数が多いと色々制約が出てきますね。例を挙げると、クレジットカードを作ろうと思ったら審査で引っかかる。で、カード等に関する信用調査機関に照会して、詳細を調べても、特に問題は無い。結局突き詰めると、カード会社の審査用件を満たさない。けど、その具体的理由は言ってくれないとか。あと、家を建てようとローンを借りようとする場合なども、勤続年数などがひとつの与信要素になってお金借りられなかったり。ね。

 まあ、そんなこともあって、僕の場合、嫁さんがせっせと頭金を貯蓄してくれていたのと、勤続年数なんかが影響して、この歳になってもマイホーム入手せず、安アパート暮らしで済ませていました。しかし、もし去年あたりに家でも建てていたら、病気療養に掛かる医療費はまず払えなかったですねえ。特約つきの生保2本があったことと、高額医療費請求、あとは健保の傷病手当金等を請求することで、何とか出費を抑えてきたわけですが、まあ、それでも貯蓄の切り崩しペースってのはあっという間ですね。目減りしてくる状況は精神的ストレスにもなります。したがって、何もしないってわけには行かない。

 食事のコントロールってのもね、周りは何とでも言えます。けど、リアルタイムで苦しむのはまず本人。その苦しみと、食べないことのストレスのどっちを取るか。それとね、コントロールする上での「納得できる目的」ってのが、ただ単に自宅療養しているだけじゃどうしても希薄になっちゃうんですよ。そういう意味でも、生活費の目減りを歯止めする。そのために働く。働くために仕事を探す。仕事を探すためにあっちこっち動き回る。動き回るにあたって、家を一歩出て無事に帰ってくる。そのためには食事もコントロールしなきゃ! と、こういうロジックでやって行くんだと。

 そういう意味で、昨日オムライス食べて具合悪くなったのはかえってよかったです。

 今日の昼飯はファミレスの日替わりランチ。分量的には昨日のオムライスの2/3をちょっと切るぐらい。それと、昼に友人H君と約束して、市ヶ谷のジョナサンで食べました。面白いことにね、ひとりで食べるとどうしても早食いしちゃう。ところが、知人・友人を前にして、あれやこれやと会話しながら、30分ぐらいかけてゆっくり食べる。すると不思議なことに夕方、この時間(17時をまわったところ)でも、具合悪くなりません。

 食べ物もね、何となくですけど、傾向がつかめてきた。

 コンニャクはだいぶ前から絶対ダメってのが分かってました。

 最近はっきりしたのがワカメ。ワカメはダメですねえ。ところが、塩昆布なんかは大丈夫なんです。
 あと、昼食を仮にファミレスで食べる場合には、ライスでなく、必ずパンにする。ご飯は夜だけ。
 昼間、出来るだけ牛乳の入ってない飲み物にする。

 釣りに行くときの食事が、朝昼ともパンなんですが、大概調子がいいです。

 ホントはカフェオレ・カフェラテ大好き人間でね>と〜る、しかもアイスが好きなんですけど、どうしてもカフェオレ・カフェラテを飲むときは暑い夏でもホットにする。スタバやタリーズでも、出来るだけ紅茶にする、とね、だんだん傾向はつかんできてます。

 昨日、久しぶりに前々職時代同僚だったKさんに電話しました。彼も大病をしてお腹を切った経験があって、加えて腸閉塞の経験者です。で、電話で色々話をしていたら、やはり食べることについては今でも随分気遣ってるそうです。やはり量的な部分が一番影響するようですね。夜、酒を飲みに行くと、ついつい二廻り目あたりで美味そうでお腹に溜まりそうなツマミ出てきたりすると、以前は欲に任せて食べちゃったと。ところが、それをやると決まって調子が悪くなる。この、調子の悪くなるなり方というのは個人差があって、Kさんの場合はお腹が張るよりは激痛なんだそうです。切った部分、癒着の仕方は本当に十人十色、千差万別なんで、症状の出方もかなり幅広い個人差があるけど、押しなべて「量的に、ほんのちょっと我慢する」ってのは、腸閉塞経験者の共通事項のようです。なるほどなあ・・・と。

 朝晩、ウォーキングやサイクリングで体を動かしてはきましたけど、電車乗って面接に行く、そのための駅への往復、現地での徒歩や乗換え階段の上り下り等々、こちらのほうがよっぽど運動になります。

 ということで、来週も別の人材会社との面接があります。具体的なスカウトも数件来ているので、近いうちに求人を出している会社との直接の面接もあります。

 前回も書いたけど、あんまり背伸びしないでね、とにかく、生活費目減りの歯止めが第一歩見え張って高く売り込むのもやめ。もちろん、必要以上に安売りする必要はないと思ってますけどね。

 つづきはまた。

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