2004年7月27日:治すのは自分だから・・・

 7月27日、明け方は涼しいですが、日中は相変わらず暑いですね。でも、雷雨があったり、夕方に涼風が吹いたりして、もうぼちぼち秋の気配が少しずつ忍び寄ってきている感じもしますね。

 世の中色んな病気があって、患者さんそれぞれに闘病してるわけですけど、結局最後は自分で治すってことですね。

 N医大でせっかく受けた各種検査の結果に対して、C病院K外科医長はどうも腑に落ちない様子です。腸管に現れてる映像所見が気腫であるのかどうかと・・・じゃあ、何で高圧酸素治療やるわけ?って、思うわけです。まあ、いろいろある病気の中には「確定診断」の着かない病気もあるでしょう。現代、病名がはっきり確定出来ないケースって、一体何パーセントぐらいあるんでしょうか?

 腸閉塞・イレウスってのは、厳密に言えば病名じゃなくて、状態を表すものだそうで、じゃあ、その腸閉塞を起こしてるのは何? ってのが本当の病気な訳です。僕の場合、小腸の動きが著しく悪いってことで、それが時々劇症の腸閉塞を不定期に発症する訳なんですけどね、その原因を知りたいからわざわざ遠くのN医大に入院して、色々検査受けた訳です。お医者さんもね、開き直ることはあると思います。一度言われましたよ、「田中さん、世の中原因が特定できない病気は沢山あるんですよ」と。確かにそうでしょう。そうなると対症療法しかないわけでね。高圧酸素だけってのもね、どうだか?って気持ちになっちゃうよね。そう言う意味で、患者本位で考えてもらいたいなあと思うわけです。

 西洋医のお医者さんも沢山いらっしゃってね、それぞれに考え方があることだと思います。当然、主義・主張もあると。でもね、原因不明の病気と闘ってる患者にしてみたらね、科学的な脈絡云々よりもね、精神面でのフォローアップを重視して欲しいわけですよ。病気は患者本人が治すもの、わかってますよ。でもね、それを援助するのがお医者さんの役目じゃないかなと。患者が自主的にやってることにもね、着目して。イオン水にしても漢方にしても、僕自身が主体的に希望してやってるわけです。将来、似た症例の患者さんが仮に現れたとき、高圧酸素一生懸命やって効果が無いってことになるとね、患者本人が励行していた様々な治療アプローチその他の情報を、お医者さんが知ってるのと知らないのじゃ大違いだと思いますよ。

 阿保先生の自律神経免疫療法も、爪モミとか、副交感神経の活性を高めるということが書かれてますけど、結局の大命題はストレスをどうやって解消するか、ってことが大命題になってるわけです。ストレスが交感神経を刺激するのがイカンと。入院生活なんて、或る意味ストレスの塊みたいなもんですからね。患者のアプローチしていることに耳を傾けて、仮にその方向が大きく間違っているならば修正の必要があるでしょけれど、そうでない場合にはそれなりの応援をしてほしいなあと、思うわけです。

 とりあえずもう1週間、高圧酸素治療と酸素吸入は続ける予定です。来週CT撮ってみて、どうなるか。一応次の手も考えては居ます。何でこんなにお腹にガスが溜まるのかってことです。ガス産生の原因となってるのは間違いなく細菌なわけであってね、そうなると抗菌剤とか抗生物質の使用も視野に入れることになります。まあ、阿保先生理論には反するんですけどね。短期集中で投与してみて、ガス発生が減ればね、午後の張りは出ないと。候補になる抗菌剤・抗生物質は3〜4種類あるそうです。漢方のH先生にも、一応このことはお話ししてみようと思ってます。明後日が通院日になってるので丁度良いかなと。でも、お腹が張っても痛みが出なくなったってのは間違いなく漢方の効果ですね。ガス産生をもっと強力に抑える漢方処方があれば良いんですけどね。

 さて、今日はこれから外出してうなぎ食べてきます。ちゃんとK外科医長には許可取りましたからね!

 つづきはまた。

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