○2003年12月9日:現在の心境

ボクの今のお気に入り ピースミディアム

 おはようございます。日に日に寒くなりますね。今朝は放射冷却が加わって、かなり寒いですね。

 昨日は病院にいる時間は4階のテラスでせっせとパイプのハンドメイドをしていました。地中海原産、シャクナゲ科の樹木、ブライヤーの根塊が素材です。おそらく今まで手にした木材で一番硬いですね。加工するのは大変ですが、それだけに出来上がった時には感動があることでしょう。

 最近、たばこの吸い方を変えるようにしました。というか、随分長いこと吸っていたたばこですけど、ちゃんとした吸い方、してなかったなあと反省。肺に入れるって言うのは体にも悪いし、単なるニコチン禁断症状に補給するだけですよね、これじゃ。パイプを久しぶりにやるようになって、あっちこっちのたばこやパイプ関連のHPを見ました。まあ、もちろん嗜好品ですからね、どんな吸い方しようと個人の勝手ですけど、日本の紙巻きたばこの香料というのは世界でもまれに見る高級かつ高度なものだそうで、開封時だけでなく、吸っているときの味と香りを、パイプに共通するようにもっと本来楽しめるのじゃないかな?と思いました。

 よく、もらいたばこをしたりされたり、って言うのがあります。この場合、大概はニコチン禁断症状ですね。それを象徴するのが「煙が出りゃ何でもいいよ」という言葉ですね。

 全体的にたばこを吸う大多数の皆さん、最近は軽い銘柄に走る傾向がありますけど、ボクはどちらかというと年々逆行しています。ニコチン・タールも強めの物に移行しています。徐々に吸い方が変わりました。ニコチン補給から、味・香りの追求。本数は自然と減ります。でも、これで本数が減っているということは、吸い方そのものは以前とあまり変わっていないですね。ニコチンが足りればそこで終わり。まだ肺で吸っちゃってるんでしょうね。肺で吸うのに対して俗に言われる対極的吸い方が「ふかす」という吸い方。でも、これも違う。ゆっくりと、決して多量でなく、少量口に含んだたばこの煙を、口腔・鼻腔に自然に漂わせ、ゆっくりと自然流出させる。吐き出すのではなく、乱流を起こさず、もわ〜っとした感じで。火先に出来れば風を当てず、よどんだ空気の中で、自分の頬のコントロールだけで煙を楽しむ。外で火先に風があたると、火先の温度が上がって、たばこの葉はただ燃えてしまい、焦げてしまう。火先はあくまでその真後ろの、まだ燃えていないたばこの葉を低い温度でいぶして、丹念に施された味と香りを醸し出すもの。こんな吸い方を意識したいと思います。パイプの場合、そんな吸い方なんですね。以前、お香に凝ったことがありますが、香を炊く時にも、香炉の炭に香木を直接当ててしまうと、焦げ臭いばかりでせっかくの本来の香りが出てきません。灰を盛り上げ、炭への吸気を調整して、雲母板を置いたさらにその上に少量の香木を置きます。煙は殆ど出ません。香りだけが仄かに漂ってくる感じ。この場合も、空気の流が止まった部屋が似合います。一番は、冬の小春日和、やはり京都の鄙びたお寺、なんていうシチューションがいいですね。そうだ、思い出した。以前、京都洛北の詩仙堂は、室内でたばこが吸えたんでした。今はどうだろうか? 時代の流れにおされて、禁煙になっちゃったかなあ・・・?

 軽いたばこに変えて本数が増えちゃったという人は多いと思います。それで物足りなくなって、かなりの勢いで吸い付いてしまうようになった人も多いと思います。以前よりも増して、あくせくと、短時間で、しかも強い吸い付きで吸うようになってしまう。かえって体に悪いように思います。

 今、ボクが気に入って吸っている紙巻きたばこはピースミディアム。もともと両切りのピースの香りが、とにかく好きでしたが、以前は上手に吸えず、肺に入れてしまっていたこともあったのでしょう。重さ・強さを肺で感じてしまい、長続きしませんでした。あの両切りを肺で吸ったんじゃ体にも悪いですね。

パイプを再び始めた今、紙巻きたばこも久しぶりに缶ピースにしてみようかと思います。

そうそう、一昨日お見舞いに来てくれたピヨちゃんは、ずーっと両切りのゴールデンバット愛好者です。彼はもらいたばこしないですよね。上げると言っても他の銘柄は吸いません。うちのおふくろも、かつてはハイライト一本槍で、現在はマイルドセブン。大のたばこ好きですが、おふくろも肺喫煙はほとんどしませんね。考えてみれば、至近にたばこの吸い方の典型的なお手本となる人が居たわけですから、もっと早く師と仰ぐべきでした(爆)

 さて、体調です。何というか、この先、どうなるのかなあ?と、ちょっと不安です。湯治にも行きたい。やらなきゃ行けないこともだんだん押してくる感じ? ということは、やっぱ今の自分の心理としては、焦ってるんでしょうね。

 昨日の朝、腹部X線検査のあとK外科医長・S女医の回診がありました。まだお腹が張っていると。自分の感覚としては、だいぶ良くなった気もするけれど、まだなのかなあ?という心境です。

 数日前に、現在の食事の状況を書きました。経口栄養剤を併用するようになってから、あまり空腹感というのはないのですが、食事、と言う意味でいうと、楽しくないですね。その理由に、この食事を続けて、良くなる兆しが出ているのかどうか、これが見えてこないと張り合いがないです。何だかなあ・・・

 昨日午後、自宅にちょっと寄って、普段着を別のものに着替えてから職安に行きました。失業給付の延長申請をしてきました。この申請をすると、失業給付の開始時期を退職日翌日起算で最大3年間延長できます。ただし、延長の打ち切りには医師の証明がないと、再就職活動も出来なくなります。

 職安にはけっこう多くの人が出入り、または門前で屯してました。やはり失業者が多いのですね。ただ、ボクの場合、過去4回の転職で、職探しの面で職安にお世話になったことはありません。再就職手当を戴いたことはありますけどね。教育訓練給付金のシステムには興味があります。

 ああ、何とか12月10日には退院して、14日頃から湯治に行きたいなあ。今日の回診の時、また、K外科医長と相談ですね。

 つづきはまた!

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