○2003年11月29日:腸閉塞の治療

 おはようございます。今日から雨のようですね。季節はずれの台風も近づいているようです。

 まだ降ってませんけど、これからでしょうか? 

 

 絶食3回目、今日で4日目。過去2回の入院で20日だから今回併せて24日です。3ヶ月のうち延べ1ヶ月もの間、口からモノを食べないってのは皆さん、どんな想像しますかね? 戦中派の方ならば飢餓感を経験されている方が多いと思いますが、戦後人間の自分、この時代に、良い経験させてもらいました。

 ボクの場合、腕の静脈からの点滴なので、点滴薬剤も電解質・マルトース系(麦芽糖)・ブドウ糖系・それに血管炎に苦しむギリギリの高カロリーのアミノ酸系までですから、とにかく食べない間の栄養分ってのは少ないです。

 IVH、中心静脈栄養と言って、鎖骨の下から管を穿して行う点滴ですと、もうちょっと高カロリーの点滴が可能ですが、これを刺すのも大変で、最近はこれによる医療事故も目立ちますね。前回の手術で、もし腸管を切っていればこれをやるはずでしたが、そこまでには至りませんでした。

 腸閉塞の治療については、下記のHPなどをごらん戴くと分かると思います。基本は絶食して腸を休めることです。簡単なようですけどね、大変です。

http://www.vital-package.com/check/family-dic/shokudou/syoucyou/255.php

http://www.topnet.gr.jp/Hsiori/ZYUDAI/IREUS.HTM

http://web.hosp.kanazawa-u.ac.jp/snp/0915_ileus.html

 上記のうち、一番下のHPは、腸閉塞の患者への看護マニュアルです。退院後に関する記述は興味深いですね。やはり食事をもとに戻すにはかなり慎重にやらないといけないようですね。患者単独では色々難しいことがよく分かります。

 昨日の朝のX線ではまだ小腸にガスが僅かに残っていました。今日は土曜日、明日は日曜日、ということは緊急でない限り病棟患者のX線検査は月曜日までありませんから、必然的に月曜の昼食までは絶食ということになります。きついよなあ・・・

 もうね、ここまで来ると、はっきり言って頭おかしくなって来ます。正気を保て、と言う方が無理です(激汗)

 手術するまでは機械的イレウスでしたが、今の状態は麻痺性の亜イレウスですから、麻痺をどうやって解消するかがポイントになります。頭おかしくなってもね、何とかしようと頑張ってますから。

 今回の入院計画は10日から2週間が目標です。

 今日は土曜日で体重測定。53キロまで落ちました。今までで最低ですね。一時ボクは70キロ越えていたこともありました。ここ数年は65〜68キロぐらいが安定体重でしたからね、15キロぐらい減ったかな。ダイエット目指している方は羨望でしょうかね。腸閉塞になればあっという間ですよ(笑)

 つづきはまた。

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