2004年4月9日:金沢八景弁天屋出船久里浜沖のマダイ

 サクラも散りはじめてようやく春本番。朝晩の冷え込みもなんとか和らいだところで、八景弁天屋さんから久里浜沖のマダイを狙って出かけてきました。

 ここは、ハンドルネーム弁天丸さんの定宿。弁天丸さんのBBSで、4月9日に出撃するとの書き込みを拝見して、ご一緒させてもらうことにした。実は八景周辺の船宿は殆ど行ったことがない。数年前、つり情報のOLMで金沢漁港の蒲谷丸に出かけたことがあるだけ。それ以来の釣行ですね。そう言えば、久里浜沖のマダイ狙いもそのとき以来の2回目。
 久里浜沖のマダイ釣りは、狭い浦賀水道を通る潮の上げ下げが激しいのに、操船によって船を同位置に固定して釣るため、仕掛けは斜めに流されてタナの取り方が非常に難しいんですね。
 とは言うものの、ここ数日、結構な釣果が上がっており、弁天丸さんという先生にタナの取り方その他を詳しく教わって望めば顔ぐらいは拝めるのでは? ということで自宅は朝5時前に出発。横横朝比奈ICから一般道で行ったのですがさすがに近いですね。35分ぐらいで着いてしまいました。

 早々と弁天丸さんが先着していたけど、四隅はすでに埋まっていて、今日は弁天丸さんの読みで「右舷有利」とのこと。右舷のトモから3番目を既にキープしていただいていた。

 受付を済ませてタックルの準備。出船は7時過ぎ。橋脚の低い橋をくぐって住友ドックをやり過ごし一路久里浜沖へ!

 今日は金曜日で久里浜界隈のお店がお休み。ということで、八景・川崎等の船の独壇場・・・・・と言っても、各宿2隻出しの大盛況。平日金曜日というのに、何処の船も結構賑わってます(汗)。

 東京湾フェリーの航路北側で減速、さっそく釣り開始の合図です。と? もうさっそく左右のトモでアタリ。早いなぁ(汗) 左側はバレちゃったみたいだけど、右のトモの人はしっかりキープ。その後バタバタとあちこちでアタリがある。大型船とはいえ、片舷7名載っているのでオマツリが頻発。冷静に解いて再投入。開始20分ぐらいで自分の竿にもアタリが出た! 引きからして先日御前崎で釣ったよりは小さ目かな? でも、今日は2.5号のハリスなので慎重に上げる。弁天丸さんがタモでアシストしてくれて無事、800グラム級をGET!

                               

 浦賀水道のマダイって綺麗ですよね。お腹もプックリしていて、帰宅後捌いたら卵たっぷりでした。

 その後弁天丸さんも600グラム級を釣り上げる。船中怒涛の入れ食い。特に右トモの人は凄かったですね。この人、結局上がりまでに12枚も釣っちゃいましたから(激汗)。

                                            

 怒涛の入れ食いは1時間ぐらい続き、その後少し食いが落ちてのんびりムード。しかし再び10時を廻った頃から食いが立って、自分も運よく一回り小さいながらも700グラム級をGET!

 この日はその後もポツポツとあっちこっち食いが立ち、再びお昼を廻った頃に食いが立ってきたけど、自分はちょっと具合が悪くなったのでしばし休憩。この間、弁天丸さんはなんと3枚追釣して4枚。ボクの隣の年配の方も上がりまでに7枚上げていた。いやぁ、久里浜恐るべし・・・・・

 しばらく横になっていたらだいぶ楽になり、トイレですっきり。しかし怒涛の入れ食いはすでに時を過ぎてました。まあ、あれだけ釣れていても船中ボウスの人が数人出たというから、2枚なら御の字です。実は本当は3枚掛けたのですが、うち1枚は最後の最後、ハリスをよく見てなくて、トモの人の道糸にハリスが纏わり着いているのを知らずにハリスを手繰ったら、道糸に鈎が掛かって外れてしまいました(泣)。まあ、うちで食べるに800グラム・700グラム各1枚なら十分です。

 後半は少し南西風が強かったけど、1日ポカポカ陽気で、春を十二分に満喫しながらのよい釣りでした。

                                  

 ところで、弁天屋さん。なかなかいいお店ですね。乗船客用の座席マットもすわり心地が良いし、タオルも使いたい放題。エサのオキアミの劣化を防ぐための保存用ミニクーラーの貸し出しもあるし、至れり尽くせりです。また行きたいお店ですね。

 

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